ダンテ『神曲』講義
今道 友信みすず書房
みすず書房
この本ではじめて知ったのだが「古典」という言葉、クラシックは「艦隊」という言葉に由来し、「国家の危機に艦隊を寄付できるほど豊かな人」という意味だそうである。転じてクラシックは精神に偉大な力を与えるもの、「古典」の意味になったという。
ヨーロッパ文化を理解する三つのキーワードは「キリスト教」「ギリシャ神話」「シェークスピア」だという本を読んだことがある。。
古典の傑作、ダンテ神曲にはそのうちの二つ「キリスト教」「ギリシャ神話」が凝集されている。
「私たちの人生の道の半ばで暗い森にいると知った。正しい道からそれていたのだ。」という有名な冒頭の一節から始まるダンテの旅。
地獄を見、煉獄をとおり、天国に達する心の旅路。人間の描き出した史上最高のFantasyである「神曲」。
今道先生の名講義によって「神曲」の世界を旅しながら、きっとあなたも精神に豊かな力を与えてくれる古典の快楽を味わうことができるだろう。
ダンテ『神曲』講義 改訂普及版
今道 友信みすず書房
みすず書房
英知大学大学院教授である,今道教授のダンテ『神曲』講義ははっきり言って,読まなければ損である。今道友信という一人の哲学者の視点がダンテの『神曲』という夢物語をどのように観ているのか、知りたくないですか?私は知りたい。そのためには今道友信氏の著作はすべて読破する必要性があることを記しておきます。簡単に理解できるしろものではないのです。しかし,大切なのはパトスなのです。ヒントは彼の著作の中のすべてに散らばっている,と考えてもよいでしょう。名実ともに,世界最高峰の哲学者の著作,必読です。